奈良県の最南端、村として日本一の広さを誇る十津川村に、日本一長い吊り橋といわれる〝谷瀬の吊り橋”から約1㎞の川原に広がるキャンプ場。予約不要のため、筆者も思いたってキャンプへ突撃する際には、よく利用させてもらうところです。
今回は、筆者のキャンプ人生で一番訪問回数の多いキャンプ場【谷瀬の吊り橋オートキャンプ場】をご紹介です。
谷瀬の吊り橋オートキャンプ場って、どんなところ?
川が綺麗で自然に囲まれ、予約不要でもキャンパーを収められるだけの広さも十分あり、しかも川原のサイトばかりでなく、木々に囲まれた杉林サイトもあるキャンプ場です。
谷瀬の吊り橋オートキャンプ場ホームページ
谷瀬の吊り橋オートキャンプ場のMAP
場内案内マップ
受付時に管理人さんがくださるマップです。
谷瀬の吊り橋オートキャンプ場の基本情報
予約不要
予約不要ですが、予約サイトもあり予約することも可能です。予約せずに行っても、ものすごく広いので満場で断られることはないと思われます。
受付時間内に受付。受付時間は6:00~17:00。チェックインはこの時間。
チェックアウトは17:00。滞在時間を長く持てるのも、このキャンプ場の魅力です。ただし、ゴールデンウィークとお盆期間はチェックアウトが12:00です。
車の出入りは21:00までOK。
料金
入場料(1人1泊あたり) 大人(中学生以上)500円 小人(3歳~)300円
(日帰り) 大人300円 小人200円
キャンプサイト(1泊) 駐車1,000円…2泊目半額・テント1張1,00円・タープ1張1,000円
(日帰り) 駐車 500円・テント1張 500円
昨年2023年までは、テントもタープも1張500円だったのですが、倍になっていました。夫婦2人でテント1張1泊で昨年は2,500円でしたが、今年は3,000円。それでもお値段安めですね。
売店
売店は受付隣に建てられており、管理棟が開いてる時間は開いています。
自動販売機もあります。では、売店内を。
ちょっとした食べ物や調味料があるので、買い忘れに対応できることもあります。という筆者は、食器を洗う洗剤を忘れたので購入しました。「氷もあります」と管理人さんが言われてました。
レンタル品もありますよ~寝袋、ランタン、鍋、飯盒、毛布、その他とホームページには記載されています。
売店はありますが、食材など買い物は済ませていくのがベストです。10分程車を走らせるとガソリンスタンドにお店が併設されていたり、40分程走ると十津川村役場の近くに道の駅や小さなお店がありますが、スーパーのようには考えないほうがいいです。
場内&サイト
とにかく広い場内を写真たっぷり撮ってきたのでみていきましょう。
まず、管理棟前を左に杉林側に向けて出発。
右側にコテージもありますね。これです。
比較的新しいのでしょうか。コテージやコンテナもいくつかありましたが、結構な年代物もありました。上に橋が写ってますが、これは谷瀬の吊り橋ではありません。
大きな土管?のようなものもあるので、こういうものを利用してキャンプすると子どもは喜びそうです。
右手にコテージ、左手に土管を見ながら進むと両側にコテージが並んでいます。
杉林サイトもあります。
上の写真は川の方を向いて撮影していますが、川は見えませんね。杉林サイトは人気があるようで、一番テントを張っている方が多い印象です。
杉林サイトから、さらに管理棟より遠ざかっていくと坂を下りたところに予約サイトがあります。
この予約サイトも、予約が入っていなければ利用OKです。
予約サイト前にも敷地があるので、そこから川原まで好きなところに張れます。
川へ近いほうへ行ってみましょう。
上記の川原は砂利ですので、ペグが刺さりにくいです。そして川原なので、強風が吹くこともあります。筆者も昼間は大丈夫だったのに、夜にものすごい強風でおびえた経験あり!長めの鍛造ペグをおすすめします。
では、先ほどは管理棟から杉林サイト側へ行きましたが、管理棟から左に進み、右側の川原へ降りてみましょう。
川も目の前ですね!
では、今までは管理棟を左に進んできての杉林サイトと川原サイトでしたが、今度は管理棟を右に進んでみましょう。
こちらもまた、ひろ~い川原サイトです。左に川が流れてますね。むこうにショベルカーが作業していますが、その向こうに川が流れて行っています。ちなみにショベルカーで作業されてるのは管理人さんです。
では振り返って写真を撮ってみると、こんな感じです。
赤い橋がありますね。橋のむこうもこっちも見えてる範囲すべてキャンプ場です。左側に自動販売機が写ってるのわかりますか?そのあたりが管理棟です。
トイレ
場内、トイレは2か所。見た目のように年代物ですが、水洗で綺麗に掃除もされており臭いはありません。和式、洋式両方あります。
炊事場
場内、炊事場は3か所にあります。
炊事場は水のみ。スポンジや洗剤なども何もありませんので、必要なら持参しましょう
五右衛門風呂&シャワー
なんとここのキャンプ場、五右衛門風呂があります。
おもしろいと思いつつ利用したことはまだないのですが、薪でも沸かせるそうです。
普通にシャワー室もあります。100円でお湯が3分出ます。
洗濯乾燥機
洗濯機&乾燥機が設置されているので、川遊びで汚れたりしたものを洗いたいときには重宝します。
動物
筆者は高確率で、お猿さんに会います。タヌキやキツネなどもいるそうですが、そちらは会ったことありません。お猿さんは親子で結構な数います。鹿もいるようで、たまにフンを見かけるのと、夜に鹿の声がします。
谷瀬の吊り橋
肝心の谷瀬の吊り橋は、キャンプ場から見えます。すべてのサイトから見えるわけではありませんが、管理棟を左に進み、奥の方のサイトへ行くと見えます。
焚き火の上に橋が架かってるのが分かりますでしょうか?これが谷瀬の吊り橋です。筆者はよく橋と川を眺めて過ごしていますが、場所によっては橋は全く見えません。そして、川のむこうはテントが張れません。
川
川の水は、とても綺麗で魚などもいます。
流れの緩やかなところもありますが、流れの急なところや突然深くなっている箇所などもあるので、子どもさんを遊ばせてあげる場合は目を離さず見守ってあげてくださいね
ゴミ
灰は捨てる場所があるので捨てることができますが、ゴミは持ち帰りが必要です。
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